クーの世界 たっぷり夢見心地感&ちょっとバッド・トリップ感の気持ちいい漫画作品。
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小田ひで次・作。アフタヌーンKCコミックス。「中1と小5の姪にも読んでもらえる作品を描こう」という想いで作られたファンタジー漫画。中学生になったばかりの主人公・麗寧(れねい)の現実と夢の異世界が交錯する。 | |||
中学生になったばかりの12歳の少女、林 麗寧が入学式の前日の夢の世界で会った青年クーは若くして死んだ兄と同じ顔をしていた。 以来、麗寧は、毎夜同じ夢の世界の「続き」を見ていく。甘いファンタジーではなく、結構シニカルでシビアな物語で、ややグロテスクな描写もあるが、根底に流れる「優しさ」が感じられる。 絵に諸星大二郎をより繊細にしたようなテイストもあり、うれしい作品。 |
ゴジラ GODZILLA YUSIONが幼少の頃、ものすごくインパクトを受けたキャラクターは「怪獣」。その代表格といったらやはりゴジラでしょう。
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僕にとってのゴジラは初期3作「ゴジラ」(1954)「ゴジラの逆襲」(1955)「キングコング対ゴジラ」(1962)に尽きる。アンギラス、キングコングとの大怪獣肉弾戦の迫力は子供心に怖い、でもかっこいい、とドキドキした。怪獣バトルのスタンダードはこれです。 相手がモスラ、ラドン、キングギドラになってくると、そのマッチ・メイクの豪華さに反して肝心のバトルの方にちょっとフラストレーションが残った。主演怪獣を組み合わせるという案はしかたないにしても、体型的に噛み合わない相手はどうも「?」マークがついてしまう。 異色のカルト作「ゴジラ対ヘドラ」(1971)もヘドラがかなりいいキャラクターだっただけにゴジラが放射能を吐きながら空を飛ぶという図には「それはちょっと... 」と思ってた。この頃はゴジラの造形ももったりしていてあまり魅力的でなかった。1984年の復活以降のゴジラの顔がことさらシャープで凶悪なのは、その反動のように思える。 どうもゴジラ映画は途中から志しが徐々にゴジラという名前だけでお客さんを呼ぼうというエクスプロイテーション映画になってしまった印象がある。それは怪獣映画の宿命なのかもしれないけれど(それを打ち破った平成「ガメラ」はすごい)。 平成に入ってからのゴジラは名前の呪縛から逃れることができないように見える。それでも繰り返し繰り返し新しいゴジラ映画を作らずにはいられない・・・それがまたゴジラの魔性かもしれない。第一作ゴジラはそれ以降の時間に向けて魔術をかけたのだ。誰かにその魔術を打ち破ってほしいのだが。 ハリウッド版「GODZILLA」は僕なりに評価できた。あれは僕の原風景の中にある「怪獣ゴジラ」ではないけれど、ちゃんと娯楽映画として作られている。エンディングのスタッフ・ロールでレッド・ツェッペリンのナンバー「カシミール」のカヴァー「カム・ウィズ・ミー」も聴けたし。 造形では「キングコング対ゴジラ」のいわゆるキンゴジが一番重厚で好きだ。ツラ構えも最高。
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Cocco こっこ YUSIONが、現在、日本で一番好きな女性ロック・ヴォーカリスト。
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某音楽誌レビューで、2ndアルバム「クムイウタ」が1998年のベスト・J−ROCKアルバムの中の1枚に選ばれていたので聴いてみたら、一発でノックアウトされてしまった。ヘヴィなロック・ナンバーもいいし、童話のようなファンタジック&アコースティックなナンバーもいい。僕の好きなトラッドな音楽をベースにしたヨーロピアン・ロックを聴くときの感覚に通じるものがある。 「強く儚い者たち」(2ndシングル)。アルバム「クムイウタ」収録)は僕にとって90年代のベスト・ソングのひとつ。島を舞台にした物語が鮮烈な色彩を持って立ち上がって来る。リアルな重さを持った不思議な幻想。これは現代の巫女、神の娘の歌だ! 3rdアルバムでも「けもの道」の激しさ、「ポロメリア」「水鏡」の優しさには「魂が震える」としか言い様がない。まさに「御霊振」(みたまふり)の歌だ。 オススメのCoccoサイト 「Cocco −赤い雨露−」は こちら |
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